熊本伝統工芸館 杉家具ワークショップ開催のお知らせ

2022年8月11日(木・祝)に熊本市の熊本県伝統工芸館で、書籍『杉でつくる家具』掲載の「筋交いの効いた2WAYスツール」を製作するワークショップを開催します。

講座では「杉の話」「ノコギリの基本テクニック」「墨付けの方法」などを学んだ後、昔ながらの大工道具だけで杉の椅子を作り上げます。講師はDIYデザイナーの大沼勇樹さんです。

材料は地元の工務店(新産住拓)から提供していただいた熊本県産の上質な杉を使用します。

ワークショップの対象年齢は小学生以上です。定員12名の予約制です。定員に達し次第締め切りとなりますので、ご参加を検討される方は、お早めにお申し込みください。


◎開催日:8月11日(木・祝日) 13:00~17:00

◎会 場:熊本県伝統工芸会館 1階工房

     〒860-0001 熊本県熊本市中央区千葉城町3-35

     ※アクセス方法はこちら https://kumamoto-kougeikan.jp/information/

◎協 力:新産住拓株式会社

◎参加費:11,000円(税込)※参加費は当日会場でお支払いください。

◎定 員:12名(先着順)

◎対 象:小学生以上(小学生の方は保護者同伴でご参加ください)

◎申込締切日:定員に達し次第締め切ります。

◎お申し込み方法

お申し込みはお電話にて受け付けております。

熊本県伝統工芸館事務室(096-324-4930)までお電話の上、お申し込みください。

その際下記情報をお伺いいたします。

・氏名・年齢・性別・当日連絡の取れる電話番号・メールアドレス

詳しくはこちらから。https://kumamoto-kougeikan.jp/event/


 ワークショップ課題

「筋交いの効いた2WAYスツール」

デザイン:KAKデザイングループ(1953年)

製作時間:約4時間、初心者向け

撮影:吉崎貴幸(提供:グラフィック社)

※お持ち帰り用の袋をご用意しています。

置き方を変えることで座面の高さが変わるスツールです。縦に置くと大人が座るのにちょうどいい高さに、横に倒すと子どもが座るのにちょうどいい高さになります。スツールとしてだけでなく、ソファの横に置くサイドテーブルにしたり、子どものお絵描き机にしたり、いろいろな使い方ができます。ただし、踏み台としては使用しないでください。


◎ワークショップ講師

大沼勇樹(おおぬま・ゆうき)

DIYデザイナー、埼玉県産業技術総合センター非常勤職員、共立女子大学家政学部非常勤講師

1987年山形県生まれ。千葉大学工学部デザイン工学科(現デザイン学科)卒業。東京都立城南職業能力開発センター・木工技術科で家具製作を学ぶ。2013年に「使い手とともにつくる」をテーマにしたオーダー家具ブランド“gyutto design”(ギュットデザイン)を設立。現在は、埼玉県内の中小企業のデザイン振興と製品開発支援を行う一方、一般ユーザーに工作の楽しさを伝える活動を続けている。書籍『杉でつくる家具』では作品製作・工程解説・撮影を担当。

YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCEWO598zrkwvQl2ehm6qJug?vie


会場の熊本県伝統工芸館では、開館40周年記念としてさまざまなイベントが同時開催中です。

「杉でつくる家具」公式サイト

1953年にデザインされた、DIY家具が現代によみがえる。