(中止)東京・八王子 杉家具ワークショップ開催のお知らせ

※こちらのワークショップは開催最低人数に至らなかったため、残念ながら今回は中止となりました。再度開催できるよう準備を進めてまいりますので、今回、日程の関係等でお申し込みをお見送りになった方も、ぜひ次回イベントにご期待ください。
2024年2月4日(日)、新年最初の杉でつくる家具ワークショップ開催のお知らせです。

今回のワークショップでつくる家具は、「挟み脚の丈夫なスツール」です。真冬の開催ですが、暖房の効いた工房でゆっくりじっくり、木工を学べるプログラムをご用意しました。

午前中は会場を提供していただく八王子現代家具工芸学校の伊藤洋平さんよる学校説明会と、材料を提供していただく東京チェンソーズ(林業会社)による活動紹介を予定しています。

昼食を挟み、午後からの講座では、ノコギリの使い方を通して、材料の特徴や体の使い方を学びます。最初の小一時間、しっかりと基礎練習をしてから、本番の加工に臨みます。「杉の話」「ノコギリの基本テクニック」「墨付けの方法」などを学んだ後、昔ながらの大工道具だけで杉の腰掛けを作ります。

杉でつくる家具を考案した、KAKデザイングループのディテールへのこだわりが感じられる腰掛けです。杉の柔らかさを生かした構造と、ちょっとした加工を施すことで魅力ががらっと変わる、そんなシーンを体感いただけます。木工、DIYにご興味ある方は、ぜひご参加ください。

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◎開催概要

●開催日時:2024年2月4日(日) 10:00~16:00

●会場:八王子現代家具工芸学校(https://www.gendaikagu.com/

 〒192-0012 東京都八王子市左入町787 村内ファニチァーアクセス内 西側ハウス

●集合時間:9時40分頃以下の場所へお集まりください。講師の車で会場へお送りします。

※マイカーでお越しの方は、10時前頃に直接会場にお越しください。駐車場は村内ファニチァーアクセスの無料駐車場をご利用下さい。

●集合場所:八王子駅北口 八王子オクトーレ西側
 
1Fにある八王子駅前郵便局の正面入口側、地下駐車場出口付近でお待ちください。


●受講料:13,200円(税込)

●お弁当:1,500円(税込)(要予約)

●定員:4名(先着順)

●対象:小学生以上(中学生未満は保護者同伴)

●持ち物:動きやすい靴・服装、お弁当(ご持参される方のみ)

●申し込み方法:以下のリンク(低座の椅子と暮らしの道具店)よりお申し込みをお願いします。お弁当をご希望の方は、「お弁当を申し込む」にチェックをしてください。

●申込締切日:2024年2月1日(木)

東京チェンソーズの拠点、檜原村の手作りを弁当をご用意します。山の幸が味わえるこだわりのお弁当、ぜひご堪能ください。※写真はイメージです。実際の商品とは内容が一部異なります。



◎ワークショップ課題

「挟み脚の丈夫なスツール」

設計:KAKデザイングループ(幅27×奥行27×高さ48cm)

重さわずか1.2kg。家中のいろんな場所に持ち運んで使える便利なスツールです。座面高は48cmとやや高め。料理中にちょっと休憩したり、軽く腰掛けながら作業をするのにちょうどいいでしょう。見た目は華奢(きゃしゃ)ですが、建築の構造を応用していて安定感があります。ワークショップでは、未加工の貫板にジグを使って墨付けするところからスタート。ノコギリでカットして部材を作り、ドライバーとビスを使って組み立てます。(写真提供:グラフィック社)

※電車で来られる方には持ち帰り用の大型ショッピングバッグ(有料)をご用意しています。



◎ワークショップ講師

大沼勇樹(おおぬま・ゆうき)

DIYデザイナー、埼玉県産業技術総合センター非常勤職員

1987年山形県生まれ。千葉大学工学部デザイン工学科(現デザイン学科)卒業。東京都立城南職業能力開発センター・木工技術科で家具製作を学ぶ。2013年に「使い手とともにつくる」をテーマにしたオーダー家具ブランド“gyutto design”(ギュットデザイン)を設立。現在は、埼玉県内の中小企業のデザイン振興と製品開発支援を行う一方、一般ユーザーに工作の楽しさを伝える活動を続けている。書籍『杉でつくる家具』では作品製作・工程解説・撮影を担当。


◎会場提供

八王子現代家具工芸学校https://www.gendaikagu.com/

本校は、八王子現代家具学校は2010年より「家具のまち八王子」の一環として村内ファニチァーアクセスの協力支援のもと開校しました。初心者からプロフェッショナルまで、自分の求める木工を学ぶためのコースがあり、そして、大型機械のある部屋と作業台のある部屋、木工作業に必要な道具・工具類が整っている、木工好きにはたまらないとても魅力的な場所です。

◎材料提供

東京チェンソーズhttps://tokyo-chainsaws.jp/ )
東京で(島しょ部をのぞく)で唯一の村として名高い檜原(ひのはら)村。 都心から2時間、村の9割が森林に囲まれている自然豊かなエリアを拠点に活動する林業会社 。「1本まるごと販売」「森デリバリー」など、 東京の木を身近に感じても らう活動も精力的に行う。

「杉でつくる家具」公式サイト

1953年にデザインされた、DIY家具が現代によみがえる。